【東京】研究会報告2009

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第43回研究会

オーダーメイドのスクリプトを作る(ペインコントロール編)

  1. 基礎事項
  2. ペインコントロールのアプローチの基本
    1. 手術の準備としての催眠
    2. 痛みに対する催眠のタイプ
  3. 参考スクリプト
    • 手袋
    • Long term Pain Management(ストレート)
    • Brief Pain Management(メタファ)

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第42回研究会

オーダーメイドのスクリプトを作る(基礎編)

  1. 基礎事項の確認
    1. 催眠とは?
    2. なぜ催眠か?
    3. 催眠セッション
    4. コミュニケーションの基本
  2. スクリプトを作る
    • 重要な事 -クライアント自身の解釈-
    • メタファとは?
    • 基本的なこと
    • ミルトン・エリクソンと馬のエピソード

役立つ情報源
IJCEH:International Journal of Clinical and Experimental Hypnosis
http://ijceh.com/

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第41回研究会

“論理的”とは何か

・論理的な文章とは
・理屈に関して日本人が注意すべき点
・ニューエイジ療法とは
・安易なプラス思考の罠
・こっくりさんにまつわる奇妙な事件

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第40回研究会

作られた偽物の記憶

記憶のメカニズム
示唆
証言台に立つ心理学者
確証バイアスと自己欺瞞
ロフタスとは
ジョージ・フランクリン(ロフタスの挫折)
ロフタスの実験

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第39回研究会

7つの影響力

7つの影響力
原始的な自動性
現代の自動性
近道は神聖なもの
「まとめ」
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第38回研究会

希少性

1、希少性の持つ影響力

  • 時間の制限
  • 数少ないものの価値
  • 数量を限定することの効果
  • 心理的リアクタシス
  • 検閲

2、【まとめ】

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第37回研究会

権威

1、ミルグラム実験

  • 仮説
  • 実験方法
  • 実験結果
  • 他の実験
  • ミルグラムの被験者の話

2、権威の影響力とは

  • 権威ある地位を占める者
  • シンボル
  • もっとも影響力が強い三つの権威のシンボル
  • 大きさと地位
  • 防衛法
  • 権威による影響力への理解

3、【まとめ】

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第36回研究会

好意の影響力

  • 友だちになるのは、影響を及ぼすため
  • 外見の魅力
  • 類似性
  • 夏休みはキャンプへ
  • パブロフの名前はベルを鳴らすか?
  • まとめ

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第35回研究会

1、社会的証明とは何か

  • 犬を恐れる子どもを扱った第二の研究と、引きこもりの子供
  • たくさん人がいても、その中から一人だけ選ぶこと
  • 財布の実験
  • ウェルテル効果
  • 人民寺院の事例

2、社会的証明のまとめ

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第34回研究会

1、一貫性の保存の法則

  • 公共事業の看板
  • 行動の持つ力・自己知覚
  • 労力
  • なぜ“ホメオパシー”を信じてしまうのか

2、ローボール・テクニック

  • 省エネ

3、カードの作成

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第33回研究会

1、返報性の法則

  • 返報性のルールはどのように働くか
  • 政治の世界における返報性のルール
  • 返報性のルールは不公平な交換を引き起こす
  • もうひとつのルール
    • 【参考】
      • 知覚のコントラスト
      • ウォーターゲート事件
  • 「拒否したら譲歩」
  • 責任を感じる
  • 満足感
  • ルールを退ける

2、返報性の法則:まとめ
3、認知不協和の理論
4、サイコパス(精神病質)

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第32回研究会

  • 1、 科学者 ― 実践家の溝とその源
  • 2、 過度の開明派と過度の懐疑派の間での妥協案
  • 3、 なぜ疑似科学的な手法が害を与える可能性を持つのか?
  • 4、 認知バイアス
  • 5、 科学と疑似科学の差異
  • 6、 詭弁
  • 7、 プラセボ効果とは

※参考資料
臨床心理学における科学と疑似科学

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第31回研究会

DSMについて

  • アメリカ精神医学会
  • DSMの歴史
  • 大うつ病エピソード
  • DSM-IV-TRの診断カテゴリー
  • ICD-10(WHOによる国際疾患分類)について

催眠と脳の関係

  • ブロードマン46野やノルアドレナリン投射系について
  • 46野を含む背外側前頭前皮質(DLPFC : dorsolateral prefrontal cortex)の機能について

※参考資料
DSM-IV-TR精神疾患の分類と診断の手引
前頭前皮質―前頭葉の解剖学、生理学、神経心理学

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第30回研究会

1 カチッ、サー

  • 自動的、固定的行動パターンについての解説を読み、それについて議論した。
    • 宝石店の例
    • 七面鳥の親鳥の例
  • 【設問】
    • 動物にみられる固定的行動パターンとはどのようなものか。これらは、ある種の人間行動とどのように類似しているのだろうか。
    • なぜ、人間の自動行動反応はそれほど魅力的なのか。また、なぜ危険なものなのか。

2 ミルトン・エリクソンの言語パターン

  • 原文と日本語を照らし合わせ、新しいパターンのアイデアを出し合った。

※参考資料
影響力の武器[第二版]

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第29回研究会

ミルトン・エリクソンの言語パターン

  • ひとこと

Have A Clear In Mind

  •  セッションにおいて、クライアントのどんな反応を望むのか、明確に心に描くことが大事。
  • 脳神経組織というものはゴールを求めるものだから、それに明確なゴールを示すことで脳神経がその達成を助けてくれる。催眠セッションであれば、クライアントはどのような形でトランス状態に入っているか、また、笑うならばどのように笑うのか、見えること、聞こえること、感じることを具体的に示す。
  • そうすることによって、自分自身の潜在意識がそのゴールを達成するように働く。

※ゴールは、事前にクライアントとよく話し合って決めておくのが良い。
不可能なゴールを定めるのは意味がないので、最初から避ける。また、ゴールについての共通のイメージを持つことによって、お互いに不要な万能感や依存関係に陥ることも避けられるだろう。

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第28回研究会

心理療法について

  • ディレクション型のセラピー
  • 病名を気にしない(病名を書くクライアント)
  • 症状には肯定的意図がある
  • なぜ催眠療法やNLPを使うのか?
  • パターン介入
  • リフレーミング各種
  • リソース
  • 受け答えアレコレ(普通の会話との違い)
  • 生きづらさの根源になっているものは何か?
  • 最後に

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第27回研究会

1.リスク評価 : 「恋愛」をテーマとしたリスク評価

  • 「困りごと」の抽出
  • 「困りごと」の重みづけ 
  • なぜ困るかを追求
  • 「困りごと」を防止する方策を検討

2.心理療法について

  • 心の問題の受け皿
  • 心理カウンセラーの問題点
  • 心理療法の目的
  • 残り97%の脳の使い方(苫米地英人)

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第26回研究会

1.アドラー心理学

  • アドラーの人物象
  • 基本理念
    • a.全体論 : 人間は要素に分割できない統合体である
    • b.目的論 : 人間は基本的に合理的である
    • c.対人関係論 : 人間の行動はすべて対人関係行動である
    • d.認知論(現象学) : 私たちは、私たちが与えた意味づけを通して現実を体験する
    • e.自己決定性 : 柔らかな決定論
  • その他 : 「力への意志」、「劣等感」ということについて 
  • 勇気づけという技法について

2.リスク評価

  • リスク評価活動の流れ 
  • どういったものをリスクと考えるか
  • 原因と影響の分析
  • リスクの点数化
  • 対処方法と効果に対する評価

info001.jpg通常の研究会としては過去最大規模を更新しました。

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第25回研究会

1.(エア)クッシュボール

  • マイムでGood & New

2. インプロゲーム

  • ワンボイス-初めての方も含め、皆さんよく揃っていました。

3. ミルトン・エリクソンの催眠パターン

  • a.単純な接続    「~そして、~」
  • b.意味を含んだ接続 「~していると、~するにつれて」
  • c.原因-結果    「~、なぜなら~だから」
  • d.生成文法の考え方に基づく、言葉の表層構造と深層構造の分析
  •              -文法上の誤り、あいまいさ等

4..ブラジルの心理学者 エリアス、マルチュレーヌのワークの紹介

  • *知能指数をあげるコミュニケーション
    • 「自分の好きなものを言う」
    • 「それについて相手の考えを質問させる」
    • 「自分の感情を言葉にする」

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第24回研究会

1.簡単なインプロゲーム

  • ワンボイス、拍手回し、フォーカスのパス(サイレント)

2.スクリプト研究  「痛みのコントロール」

  • ミルトン・エリクソンが実際に使用した次の三つのスクリプトを研究。
    • 1)靴やメガネなど、身に着けているものの感覚を忘れたり、思い出したりできる。
    • 2)痛みの質について、焼け付くような、刺すようなものから、鈍いものへと変える。
    • 3)神経が痛みを伝達するモデルに基づいて、それを感じ難くするためのメタファ。

3.ダレン・ブラウン映像研究

  • 次のような映像の解説など
    • 1)痛みのコントロールを行う実験。
    • 2)太陽を消失させる - 催眠誘導。
    • 3)ついたての向こうで、相手が右手/左手のどちらをかざしているか当てる。
    • 4)アンカリング、イメージなどを利用して、色感覚を混乱させる。

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関連項目

外部リンク

論文

Crazy therapies: What are they? Do they work? : By M. Thaler Singer and J. Lalich. San Francisco, CA: Jossey-Bass Publishers, 1996,