日本催眠心理学会 理事長
- 伊山 凛子
1)「私たちの目指すものは対人援助である」
- これは、コミュニケーションを通じて、文字通り他人を援助することだけでなく、自分自身も援助するということ、すなわち、人間的な成長を助けようとするものであるということ。
2)「根拠に基づいた心理療法」を指向すること
- 催眠に対しての誤解や偏見を招く原因ともなった、魔術的・オカルト的な理解を排除し、事実や根拠に基づいた心理療法を推進すること。
3)催眠の可能性を広く一般に広げること
- a.広告などの応用形の研究も行い、適用の可能性を広げること
- b.「象牙の塔」の学問にしてしまうのではなく、社会一般の皆さんとともに学び、ともに成長していくこと。
当学会は催眠や心理学一般に関する研究を行っています。
ミルトン・エリクソン(Milton Erickson)や、ダレン・ブラウン(Derren Brown)に関する研究も行っています。
催眠の研究をしていますが≪催眠状態≫の存在には懐疑的です。
可能な限りEBM(Evidence-based medicine/根拠に基づいた医療)という考え方やクリティカル・シンキング(Critical Thinking/批判的思考法)を推奨します。
ご興味のある方はご参加ください。
研究会は毎月第二・第四金曜日に、初代タイガーマスク・佐山さんのご厚意で道場をお借りして開催しています。
(変更があるときには告知しますのでチェックをお忘れなく!)